入学して7か月、人生初の中国での上海医療研修旅行に参加させていただきました。
今回は10人での研修旅行となり、初めて会う卒業生の方も3人おられましたが、旅を進めるに連れ徐々に打ち解けることができ、とても楽しい旅となりました。
2日目には端金医院で王先生の推拿による治療の現場を見学させていただいきました。
実際に生で見た王先生の治療は言葉では表せないほどに素晴らしく、その技術にとても感動しました。
中でも一番驚いたのは、王先生と患者さんの信頼関係でした。
施術や治療において、知識や技術はもちろん、術者の人間性が最も大切なのだと教えていただきました。
3日目には、上海中医薬大学で解剖実習をさせていただきました。
初めてみる体内の様子は写真や本で見ていたものとは違い、とても複雑で繊細にできていて、筋肉が体内でどのように存在しているのかを知らなければ、自信を持って人の身体を触ることはできないと痛感しました。
今回の旅を振り返ってみると、自分自身、心境に変化が生まれたように感じます。
今までに足りなかった部分のスイッチが入っただけでも、今回参加させていただいて、本当にプラスになったと思いました。
涌田 隆幸