MENU

東洋医学(整体、推拿、骨気、吸玉)を学べる大阪・難波 オリエントセラピースクール

【お問い合わせ・資料請求】06-6632-6662 【【受付時間】9:30〜17:30 土・祝 休校
【お問い合わせ・資料請求】06-6632-6662 【受付時間】9:30〜17:30 土・祝 休校

推拿とは

4年越しの想いが・・・

想像を遥かに超えて、良い意味で裏切られた体験でした。

 

私が今回の上海研修で一番楽しみにしていたのが、上海交通大学医学院附属瑞金医院の王老师の推拿研修でした。

 

今まで中国人中医師の先生方からは、脈診10年、基礎理論50年など、中医学は習得までとても時間がかかるものだと学びました。

 

瑞金医院の王老师曰く、推拿手技は習得までに20年だそう。。

 

老師の力強く滑らかな手の動きとリズム、圧、身体のポジションを間近で見学。




やはり一朝一夕で真似できるものではなく日々の鍛錬の賜物だと、実際の治療を見てよく理解できました。

 

1人あたり15〜30分の治療を、ほぼ休憩なしで毎日20名程…!!

王老師は肉体的にも屈強な方だけど、それでもどこからそんな体力が沸いてくるのか。

きっと仙豆とか食べてるんだろう…そんな話も出るくらいの凄さでした。

 

運良く吸玉治療の患者さんが来られたので、私も一部施術をさせて頂きました。

上海で大変貴重な機会を頂けて感動のひと時…(涙)

 

中医学の理論だけではない、中西医学の臨床現場という中国の最先端を見ることができて、これから自分が取り組むべき課題も見えてきました。

 

上海中医薬大学での解剖実習では、ご検体さんに黙祷を捧げることから始まります。

学ばせて頂く感謝の気持ちで身が引きしまる。

確実に素早く各組織を探り出し説明して下さる郭老師、その説明を顔老師が訳して下さるスピードについて行くのに必死でした。

施術の際に触れながら想像していた肉体の内部が、一気に可視化されていく。

脳の中で想像とリアルを照合していく作業が進みます。

百聞は一見に如かず。

施術者は一度は必ず体験しておくべきだと改めて思いました。

 

まだ顔老師が説明中にも関わらず、また学びに来たい!そう思いました。


 

そして、今回は観光にも沢山連れて行って頂き、心から楽しめたあっという間の3日間でした。





自由時間の中で全国から集まった参加者の皆さんと仲良くなれた事も、普段一人で仕事をしている私にとって宝物になりました。

 

中医学をきっかけに、古代中国の自然哲学に興味を持ちました。

中国の文化を知りたくて中国茶を習ったことも、研修を心から楽しめた良い一因になったと思います。

何事にも興味を持って学ぶことは、幸せに生きるための肥やしになりますね。

 

今回の上海研修は、私にとって4年越しの想いがついに現実になった瞬間でした。

 

パンデミックが日本でも広まり始めた2020年3月、上海研修に向かうために予約してあった航空チケットを目前に私は泣く泣く諦めたのでした。

また上海へ行けるかどうかも分からない混沌とした数年でしたが、いつチャンスが来ても大丈夫なように自分の実力を上げるための努力をして待つ日々。

 

昨年末、Instagramで島田先生がアップしたお知らせを目にした瞬間、まだお会いしたことのなかった島田先生へすぐにメッセージを送りました。

 

一緒に行きましょう!と参加を快諾して下さり、その後も士気をガンガンあげて下さった島田先生、研修で同行してくださった湯井先生の暖かい心遣いの数々、本当にありがとうございました。

 

上海中医薬大学
郭老师、宗老师、顔老师、李老师

 

上海交通大学医学院附属 瑞金医院
王老师

 

オリエントセラピースクール
島田先生、湯井先生
スクールスタッフの皆さん

 

現地ガイドの張さん、ドライバーさん、同行通訳の周さん
全国各地から参加されたメンバーの皆さん

 

今回お世話になりました皆様に心より感謝申し上げます!

 

富岡 さちえ

想像以上に素晴らしい体験!

今回、コロナが開けてからの初の研修旅行となりました。

 

その為、島田先生、湯井先生そして最大の助っ人、張さんをはじめ、多くの方のご尽力により数多くの苦難を乗り越え無事に参加することができ、言い尽くせない感謝の氣持ちと充実し過ぎてあっと云う間の2泊3日でした。

 

今回参加されたメンバーの皆さんは、総勢15名。

年齢、経歴も様々でしたが皆、向学心溢れた素敵な方々で、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。

私自身、薬膳の勉強を始めた頃より中医学に興味があり、島田先生の東洋医学講座に参加させて頂いたご縁もあり、上海中医学大学での経絡経穴や中医学の歴史、解剖見学、瑞金医院での王先生の推拿・吸玉・鍼灸見学と五十肩の講義と旅のしおりを見ただけでワクワクが止まりませんでした。

 

【1日目】

到着後、貸し切りバスでの移動で新場古憤へ。

古い町並みと個人の商店が所狭しとひしめき合い、その中で食べた生薬入りの鶏だしワンタンの美味しさとスープの奥深さに感動しました。

 


正直、もっと買い物したかったです(笑)

 

夜になり、東方明珠塔から見下ろす外難と上海のビル郡、特に感動したのは豫園での夜景!!

中国の歴史ドラマに吸い込まれたかのごとく趣があり、時が経つのを忘れる程美しかったです。



 

ホテルも2人で一部屋でしたが広さも充分あり、綺麗でバスタブもありとても快適でした。

湯井先生の神采配のお陰で同室の方とも意気投合し、とても良いご縁を頂戴出来ましたが話し足り無かった。。。。

 

【2日目】

朝6時からの朝食でしたが、お粥や点心などをはじめ色々充実しており、どれも皆美味しかった~。

 

そして、待ちに待った、上海中医薬大学での解剖実習と標本室見学、中医薬博物館見学の日。
亡くなって尚、その身を後進のために捧げて下さった大体先生方には畏敬と感謝の念で一杯でした。



郭先生と通訳の顔先生は、本当に丁寧に細部まで説明と見学、触診までさせて頂き本では学べないとても貴重な経験となりました。

この実習前に島田先生が開催して下さった講座中での動脈、静脈、神経の弾力、太さなどの違いや特徴が学習と実習と云う形で体験出来た事も本当にありがたい事でした。

同時に人の体に触れると云う事に対しての責任の重大さや一生学び続ける大切さ人間の体の素晴らしさを再認識させて頂きました。

 

標本室の見学では、世界で唯一無の経穴標本があったり、各臓器別のブース、病変標本などが所狭しと置かれ、中医学博物館では中医学の変遷や1000種以上の美しい生薬展示。本当に時間が足りませんでした。




そして、この場で学んでいらっしゃる中医学さん達がとても羨ましく感じたと同時にこのように学生でもない一般の日本人を快く、とても親切、丁寧に対応して頂いた鉏教授と大学の皆様には言葉では言い尽くせない感謝の氣持ちで一杯でした。まだまだ、学び足りないので又参加したいと思います。

 

夜には、四川の火鍋、変面劇、夜景ナイトクルーズとまた更にスケジュールが盛り沢山で、特に正にナイトクルーズは百万ドルの夜景!!でした。




現地で受けた推拿も最高に氣持ちよく、お陰でハードスケジュールをこなす事が出来ました。

 

【3日目】

瑞金医院での王先生の推拿・吸玉・鍼灸見学と五十肩の講義。


中国でも指折りの大学と云う事もあり、メンバーの方がおっしゃってた「駅?」かと思わんばかりの人の波で、22階ある病院には色んな科があり、お忙しい中出迎えて下さった王先生の推拿科にたどり付くまで本当に大変でした。

 

実際の診療風景を大人数での見学にも関わらず、快く許して下さった中国の方がたには本当に感謝しかありません。

そして、休むことなく治療と説明を熱心に教えて下さる王先生の熱意。見ているだけで筋肉が解れ体が緩んでゆくのが分り、訪問時と施術後の体の変化が素晴らしかったです。

隙あらば、私も受けたい氣持ちで一杯でした。

 

五十肩の資料も沢山作成して頂き、各時期での対応なども教えて頂けとても勉強になりました。


 

最後のお昼となった張さんお勧め焼き小籠包と麺。

どれも美味しかった。

 

今回、凄くこの研修の為に心を砕いて下さりまた、スムーズに快適に過ごせたのは張さんのお陰だと思います。

滑り台を諦めずねじ込んで来る中国の方のメンタルの強さも実感出来た良い旅でした。

何もお返し出来てないのが本当に心残りです。

 

2泊3日の凄く短い研修旅行でしたが、本当に多くの方のご尽力とまた、上海中医薬大学、瑞金医院の王先生との人脈を作り、私達が少しでも快適に学べるように楽しめるようにと研修中も心を砕き、ずっと動いて下さっていた島田先生にも心より感謝申し上げます。

本当に本当に想像以上の素晴らしい体験をありがとうございました。

 

池田 優美

第8回 上海研修記

魅惑の上海医療研修!!

 

初めての上海でした。

上海の観光は、とても楽しかったです。

私の中では、変面劇が面白かったのと夜景がすごく綺麗でした。

初めて飲んだ紹興酒も凄く美味しかったです。

 

上海医療研修では、王先生や中医薬大学の先生方から様々な事を学ばせて頂き、貴重な経験が出来て上海研修に参加出来て本当に良かったと思います。

王先生の治療の様子を見させて頂きました。

疾患や症状などの説明をメモしたり、初めて見る手技もあって、動画を撮りながら見ていました。

自分も出来るように練習をしようと思います。

中医薬大学の人体解剖は怖かったけど、細かく説明を受けながら実物を見たり触ったり勉強になりました。

まだまだ勉強不足な所はありますが、これからも色々な知識を身に付けていきたいです。

自分の苦手な所を改善してどの疾患の方でも対応出来るように、これからも色々と学ばせて頂き経験を積んで行こうと思います。

 

北川 恵里加

第8回 上海研修記

心境に変化が生まれた!!

 

入学して7か月、人生初の中国での上海医療研修旅行に参加させていただきました。

今回は10人での研修旅行となり、初めて会う卒業生の方も3人おられましたが、旅を進めるに連れ徐々に打ち解けることができ、とても楽しい旅となりました。

2日目には端金医院で王先生の推拿による治療の現場を見学させていただいきました。

実際に生で見た王先生の治療は言葉では表せないほどに素晴らしく、その技術にとても感動しました。

中でも一番驚いたのは、王先生と患者さんの信頼関係でした。

施術や治療において、知識や技術はもちろん、術者の人間性が最も大切なのだと教えていただきました。

 

3日目には、上海中医薬大学で解剖実習をさせていただきました。

初めてみる体内の様子は写真や本で見ていたものとは違い、とても複雑で繊細にできていて、筋肉が体内でどのように存在しているのかを知らなければ、自信を持って人の身体を触ることはできないと痛感しました。

今回の旅を振り返ってみると、自分自身、心境に変化が生まれたように感じます。

今までに足りなかった部分のスイッチが入っただけでも、今回参加させていただいて、本当にプラスになったと思いました。

 

涌田 隆幸

 

 

第8回 上海研修記

王先生は先手観音!!

 

2019年 10月30日~11月1日。

中国、日本の伝統医療が、2018年春に開催された世界保健機関(WHO)の総会で「医学」と認定される昨今。

中国三大伝統療法のひとつである「推拿」を通し中国医療研修in上海に参加させて頂く事になりました。

「研修一日目の気づき」

街を見渡すと 至る所に“推拿”の看板があり 「摩天楼」と呼ばれるも、一本路地を入れば民家が並び中国を感じました。

タクシーや店ではハプニングがあり中国ならではの洗礼を受け、あっという間に 一日目を過ごしてしまいました。

あっ 忘れてはいけないイベントが!それは初対面、『変面劇』が印象的でした。

 

「二日目の気付き」

念願の「上海交通大学医学院附属  瑞金医院」の研修で、実際に見学させて頂く際に早速 “心”を動かされたのは 案内看板に「推拿科」がしっかり存在した事です。

医療として認められているのを 私自身の目で確認出来たことに感動。

中医推拿科副主任 「王医師」から直接、講義・技術指導を受けます。

約15分おきに次々患者様を留まること無く 「手当て(推拿)」をし、受けた患者様は皆 笑顔で去り、見送る姿が まるで 万人手当てをする“千手観音”の姿。

そして しきりに“茶”を身体に取り入れてました。

遥か古から“茶”の国…中国。

茶十徳である『天神随心』が 王先生にぴったり。

そして気付けば夜は、世界的な公演芸術とされる中国雑技団!その起源は石器時代から。

中国という国は、世界的な身体能力では 決して高くはないが第23回オリンピック”では 金メダル15個獲得。

“心・技・体”… 能力を極限まで引き出すチカラは世界トップクラスだと考えます。

これは東洋医学のチカラと言っても過言ではないですね。

 

そして 最終日!これ以上ない最高水準の教科書と言える“上海中医薬大学” による人体解剖実習。

日常では学ぶのが困難な 実物の 骨解剖・筋肉解剖・神経。

学びは、疑わず、そして頼るのではな、自らの目で確認し実践する全ての学びの基本でした。

心残りあるままの『中医学基礎理論』の舌診。

この『上海医療研修』を経験を基に、『ひとりでも多く、笑顔で帰って頂ける手当て』を身に付けていきたいと、改に心に決めるきっかけだと言える時間でした。

 

武田 伸也

 

 

 

 

 

 

06-6632-6662