こんにちは!
東京校にて12月18日「東洋医学講座Ⅰ」が開催されました!
今回は神奈川県から2名様にお越しいただきました。
ありがとうございます。
まず
・東洋医学とは?
・中医学とは?
・西洋医学との比較
などの基本から学んでいきます。
日本で一般的に言われている東洋医学は「中医学」のことを指すのですが、中医学が日本に入ってきて1,500年、日本の気候や風土、生活環境に合うように少しずつ変わってきており、それを現在日本で「東洋医学」と呼んでいます。
今回ご受講いただいた生徒様の中には、先日開催された上海研修にもご参加された方がいらして、上海研修での様子も話題になります。
「西洋医学と東洋医学の比較」のお話の時に、今回の研修で行かせていただいた中医学専門病院のことが話題になりました。
研修先の中医学専門病院で最も専門とする科が「脳・心臓」だったそうです。
一般的に西洋医学での治療が主となる「脳」「心臓」の分野が、中医学専門の病院で最も専門とする科であった!ということを、校長がやや興奮気味に話されました^_^
それだけ中国の漢方や鍼灸のレベルが高く、医学として通用するレベルだというお話でした。
また、校長がいつも仰るのが
「東洋医学は病気になる前、免疫力を高めるなどにはとても効果的だけど、病気になったら病院に行ってください」というお話。
特に「腰痛」などの症状では「病院に行ってもレントゲンを撮って湿布薬の処方くらいしかしてくれないから病院には行かない!」という方も多いのですが・・・。
島田校長の、体験されたお話。
中学生時代に患った腰痛が大人になってから別の形で再発したこと、また、校長のご友人のお話などを聞かせていただき、症状がある時にはきちんと病院で検査をする必要性を改めて感じました。
西洋医学が苦手な分野を東洋医学が補う。
校長は「検査をして、身体の状態を分かってから、その上で何をするか。
治療の補完として鍼灸など東洋医学を取り入れることはとてもいい」と話されます。
さて、午後からは陰陽論・五行論、
そして五臓六腑、表裏関係も学んでいきます。
五臓六腑の働きについては、東洋医学独特の言葉は理解しづらいこともあるのですが、西洋医学で捉えるとても分かりやすいです。
例えば「肝」の働きである「疏泄」とは、自律神経のこと。
「肺」の働きである「宣発」は呼気、「粛降」は吸気のことなど。
常日頃校長は
「西洋医学の見方を知ると東洋医学も理解しやすくなる」とおっしゃいます。
「体のことを理解して健康を目指す」という目的は同じですので、色んな角度から理解していくのが大切だし楽しいですね。
いつもながら、肺と大腸、心と小腸の関係性には神秘性を感じ、ちょっと感動します!
また、五行の色体表の際は体質チェックを行い、みんなで手のひらの色も確認もしていきます^^
・経絡と経穴について
・気血水
・虚証と実証、
・四診について
そして、
・舌診
・白眼診
・腹診
・背部候診
最後の腹診と背部候診は、体表解剖をしながら学びます^^
今回上海にも行かれた生徒さまは、何年も中医学を学ばれて、今後学んだことを活かしてご自身でお仕事をしていきたいとご希望の方。
また、もう1人の方は普段は「瞑想」や「セラピー」などを教えておられる方。
瞑想をお伝えしていると、身体が硬い方が多くて「まず身体をほぐそうよ!」と、以前は推拿を学ばれたこともあったそうです。
お二人様とも来年から開催予定の「推拿講座」にご興味深々で、嬉しく思いました。
「推拿を日本に拡げたい!」という校長の願いに一歩近づきます♪
参加いただいた生徒さま、本当にありがとうございました。
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オリエントセラピースクール
アシスタント 渡辺紘美